AusJapanMate’s Blog

おもに海外(オーストラリア)での妊活(妊娠・体外受精・IVF)と日々のあれこれ

Story 17 新しい先生にバトンタッチして、初めての定期診察

前回のStory16から、丸3か月間が経過してしまいました。その当時は、ちょうど新型コロナウイルスの話題が大きくなり始め、僕の住むオーストラリアでも、世間が少しざわついてきた頃。もちろん、勤め先も同様で、「うちらも、この先どうなっていくんだろう…」…

Story 16 初エコー & 妊娠までお世話になった最初の先生はお役御免

受精卵の着床、すなわち妊娠判明から1か月後、診察と初エコーのためクリニックへ。 この時点では、エコーはよく見かけるT字の器具の先端にゼリーを塗ってお腹の上をさするタイプのものではなく、膣内に器具を挿入するタイプ。お腹の赤ちゃんは当然ですが、ま…

Story 15 妊娠判明後の過ごし方 夫は何気ない振りを装って、早く安定期が来ることを願っていた(笑)

ウォーキング中に出会ったゴシキセイガイインコ さて、約1年間の不妊治療の末、幸運にも1回目のIVF(体外受精)で妊娠という結果になりましたが、今度はその妊娠を維持できるかという不安に変わりました。前回も記載しましたが、やはり高齢妊娠は早期流産の確…

Story 14 妊娠判明後からの心境…次なる不安

さて、前回は、無事着床したみたいで、妊娠という結果に至りました。妻の痛そうなIVF準備の一つである「自己注射」をしなくて済むので、それが良かったなぁとピントがずれた感想。お互い、とくにこれと言って大喜びとかはなく。 約1年前から不妊治療を続けて…

Story 13 胚盤胞(受精卵)の移植、結果はいかに!?

前回は、胚盤胞(受精卵)の移植が完了したところまでをお話ししました。今回は、もちろん、その後の話。 妻は引き続き、膣内にホルモン剤を塗布しています。この薬は、もらった分が終わるまで続けなければならないそうです。自己注射で痛い思いをすることに比…

番外編 オーストラリアの山火事(Bushfires)の現状

今回は、今、日本でも話題になっているオーストラリアの山火事、Bushfires(ブッシュファイア)の現状について。 僕が住んでいるブリスベンという町は、オーストラリアで3番目の大きさの都市。1番は、もちろんシドニー。2番目はメルボルン。ブリスベンは、クィ…

Story 12 受精卵は移植できるのか!? しっかり胚盤胞まで育ったのか!?

前回は、受精卵(胚盤胞)の移植前までのお話。妻のホルモン値が高かったため、このままだと数日後に予定されている移植はできないという診断。 そうこうしているうちに、移植日当日。今回も不妊治療センターに妻を連れていく。移植するしないにかかわらず。 …

Story 11 採卵後の情緒不安定には抹茶ラテ。それと、スターウォーズから学んだ心得とは?

仕事から帰ってきて夕飯の準備をしていると、妻から突然の電話。 (僕が毎晩、夕飯を作ります。それがそのまま、翌日の弁当になります) しかも、電話の向こうで泣いているではありませんか。 (僕)「どうした?何かあったの?」 (妻)「今日、血液検査を…

Story 10 IVF(体外受精)の準備期間終了!その本番に向けて、妻と夫のそれぞれのドラマ

IVFの手術前準備期間が終了しました。 妻は、よくがんばりました。2週間もの間、毎晩、痛い注射を自分のお腹に打ち、膣内へのホルモン剤(?)への塗布。 そして、本番のIVF。そう、体外受精です。 ちなみに、体外受精というと、よくテレビで見かけるのは、ガ…

番外編 不妊夫婦の離婚と生物としての人間

大黒摩季さんの離婚と不妊治療について、男性視点の個人的な感想。 数日前、Yahooのニュースでこの記事を見つけました。僕も不妊治療の当事者であるため、これが目に付いたのだろうと思います。 離婚理由が、大黒さんの不妊が原因と書かれている。そして離婚…

Story 9 It's ハラキリタイム!見てるの怖い…

さて、夕食後は、妻はIVFの注射を打たなくてはなりません。 「ハラキリタイムだよ~」 そりゃ、毎晩、しかも2週間も自分で自分のお腹に注射を打つなんて、憂鬱だよねー。僕は、それを聞いて、「ハハハ」と愛想笑いするくらいしかできません。なんか、かわい…

Story 8 IVF(体外受精)がスタート!すごいよ、奥さん(汗)…

始まりました、IVF(体外受精)。 IVFってどんなもんなのか、妻から送られてきたURLのウェブサイトにアクセスし、その中の動画を見てみました。 なんと、女性は、自分のお腹に、注射をします!詳しくはインターネット上にある、産婦人科や不妊治療専門のクリ…

番外編 妊活中の男の視点と気持ち。“馬鹿と鋏は使いよう”

妊活(不妊治療)の中での、夫(男性)側の視点や気持ち、協力について。 女性側からするとかなりショックかもしれませんが、男にとってはやはり、どこか他人事です。なぜなら、自分の身体がほぼ100%、関わらないから。 この不妊治療で実際に関わったとすれば…

Story 7 めざせ、自然妊娠!子宮内膜症除去手術とその後の旦那の役割とは?

さて、術後の3か月間は、自然妊娠を目指すべく、ひたすら夫婦生活です!僕(夫)としては、とても簡単なミッション。あざーす。 ただ夫婦生活は、もちろん妊娠しやすい日に行うことが一番重要。その日は逃さず、かと言って、他の日でもできるのであれば実施(笑…

Story 6 子宮内膜症の除去手術を終えるも、余計なことでムカつく始末

妻が、子宮内膜症の除去手術をし、1日の入院後、家に戻ってきました。 手術をした下腹部は、ぽっこり膨れています。たぶん、腫れているのでしょう。3か所ある傷跡も、1cm程度とはいえ、少し痛々しい。その1㎝の穴から腹腔鏡と内視鏡を入れて、お腹の中をぐり…

Story 5 子宮内膜症の手術実施 オーストラリアの有給休暇システム

今回は、妻の子宮内膜症の除去手術について。 「子宮内膜症とは、子宮内膜という組織が、子宮の外で増えてしまう病気です。本来、子宮内膜は子宮の内壁の一番表面にあって、卵巣から分泌されるエストロゲンという女性ホルモンによって増殖し、妊娠する準備を…

Story 4 手術とそろばんと私

前回、触診の結果、手術による子宮内膜症の除去をしてもらうことになりました。 先生は、子宮内膜症が不妊の原因や、除去することによって妊娠できるとは断言できないけど、それでも除去した後に自然妊娠の可能性は高まるとの説明。まぁ、やらなきゃならない…

Story 3 自然妊娠に向けてスタートするも、妊娠するって大変なことだなぁ~と痛感!

やって来ました、診察初回。結婚して何年とか、避妊しないで性生活は何年とか。それと、以前に自分たちで検査機関に検査してもらった卵子や精子の結果を先生に提示。一応、検査機関による結果は、とくに問題なし。なので、自分たち自身による自然妊娠を目指…

Story 2 本格的に不妊治療がスタート 医者選びとコストについて ここ大事、テストに出ます!

僕は、オーストラリアのクイーンズランド州というところに住んでます。外国人妻と結婚して6年間、子どもができなかったため、いよいよ医者に診てもらおうということになりました。 僕(当時43歳)も、妻(当時38歳)も、子どもを作るには相当な高齢ですが、不思…

Story 1 海外(オーストラリア)で妊活 結婚6年間の不妊でようやく始める不妊治療 でも「これでいいのだ~」

どうも、はじめまして!オーストラリアに在住の「AusJapanMate」です。40代既婚の男性。初回は、結婚して6年の外国人妻との "妊活"、いわゆる不妊治療について書きたいと思います! そもそもどうして夫目線の不妊治療(妊活)ブログを書こうと思ったかというと…