AusJapanMate’s Blog

おもに海外(オーストラリア)での妊活(妊娠・体外受精・IVF)と日々のあれこれ

Story 6 子宮内膜症の除去手術を終えるも、余計なことでムカつく始末

妻が、子宮内膜症の除去手術をし、1日の入院後、家に戻ってきました。

 

手術をした下腹部は、ぽっこり膨れています。たぶん、腫れているのでしょう。3か所ある傷跡も、1cm程度とはいえ、少し痛々しい。その1㎝の穴から腹腔鏡と内視鏡を入れて、お腹の中をぐりぐりかき回したことを想像すると(実際はそんなことはないと思いますが)、身体は痛かっただろうなぁと少し憂鬱になってしまいました。なんかもらいゲロのような感覚でしょうか?

 

そんなことより、妻はよくがんばりました。1週間は会社を休んで、自宅療養です。

 

それにしても、ホント、女性って大変だなぁの一言につきます。毎月の生理は来るは、それに伴ってお腹は頻繁に痛くなるは、子宮内膜症なんてものまで勝手に体内で作っちゃうは。こういうの、生物として取り除くことができないんだったら、そこはせめて、社会のシステムで緩和するしかないですよね。生理休暇とかあるんでしょうが、それで休むって言うのはかなり勇気のいることだと思うし、しかも自分の状態を他人に想像させてしまうもの。それって、かなり嫌なことですよね。少し前の日本や、現在の発展途上国や宗教と結びつきの強い国では、生理中の女性を汚らわしいものとして隔離したり、隠したりするようですが、どうなんでしょ?書いていてムカついてきてしまいました。そういうシステムを作り上げた想像力のない男にも、そうしたクソみたいないわれやシステムを挽回できない女性にも。

 

話しは戻って、先生が言うには、子宮周辺の内膜症はできる限り除去したけど、子宮内部に残っているものには手を付けなかったとのこと。この手の手術を何度となくこなしている専門家でしょうから、その判断が普通なのでしょう。

 

2週間後、先生のところに行き、術後の経過を診てもらいました。経過は順調とのこと。そして、ここから3か月の間に、排卵日を見ながら性交渉をし、自然妊娠を目指す!3か月間で妊娠しなければ、次のステップである、人工授精もしくは体外受精に移ります。

 

僕(夫)にできることは、妻の計算と指示に従って性交渉をすること。お安い御用です!

 

ところで、僕たち夫婦の心境ですが、子どもができない状況でも、とくに深刻ではありませんでした。なんででしょう。理由は、わかりません。僕は子どもが好きですが、僕たちに子どもができないことに、とくに悲観的ではありませんでした。妻は、たぶんそれほど子どもは好きではなさそうです。なので、いろいろとがんばってはいますが、これまた子どもができないことに悲観していないように見えました。

 

お互い子どもを持つには、生物学的にはとし(年齢)を取りすぎているのでしょう。いくら精子卵子が元気で問題がなくても、なんらかの原因で妊娠できない。たぶん、それは、ほぼ間違いなく年齢が原因だと思います。でも、現代の医学やテクノロジーで、その状況を覆しているのも事実。

 

いろいろ考えても仕方がないので、とにかく妻との性交渉をがんばるしかありません。僕からしたら、排卵日とか関係なく、いつでも準備万全ッス。バッチコイ!ありがたい苦労です、夫にとっては。