AusJapanMate’s Blog

おもに海外(オーストラリア)での妊活(妊娠・体外受精・IVF)と日々のあれこれ

Story 15 妊娠判明後の過ごし方 夫は何気ない振りを装って、早く安定期が来ることを願っていた(笑)

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ウォーキング中に出会ったゴシキセイガイインコ


さて、約1年間の不妊治療の末、幸運にも1回目のIVF(体外受精)で妊娠という結果になりましたが、今度はその妊娠を維持できるかという不安に変わりました。前回も記載しましたが、やはり高齢妊娠は早期流産の確率が高い。妻は40歳。生物的に妊娠・出産はあらゆる面で厳しいという、自然な仕組みなんでしょうか。甘くないですね、高齢妊娠・高齢出産は。

 

僕は朝起きて、まず30分間家の周りをウォーキングします。帰ってきて、朝食を食べ、シャワーに入り、もろもろの準備を終えた後に、ストレッチと軽い筋トレと数分間の座禅を組むことを習慣としています。このストレッチや座禅のとき、妻の妊娠状態について、よく思いにふけりました。

 

「(安定期になるまでの) 3か月間って、意外と長いんだなー」とか、

「無事、3か月経過してほしいなぁ」とか、

「他の旦那も、こういう風な気持ちなのかなぁ」etc...

 

でも、何もできません。もちろん妻を労わることはできますけど、流産しないようにさせることの協力なんてできませんから、ただ安定期が来るのを待つのみ、の心境。それに、何かあったとしても医者も何もしようがないことは分かっていますから、お腹の赤ちゃんが安定期に向けて無事に育ってくれることを祈るしかありません。

 

何もできないとは言いつつ、『気にしていないふり』は、なんとなくしていたような気がします。変に期待されたり、プレッシャーをかけられても、妻もウザったいだけでしょうから、あまり妊娠に関することについては話さないようにしていました。そして、いつも通りの生活を送るのみ。

 

そんな中でやっていたのが、受精卵(胚盤胞)からの成長具合を想像すること。受精卵の大きさは、180μm(マイクロメートル)=0.18mm。わかることは、かなり小さいということ。そんなのが、最終的には50㎝くらいの胎児になっていくわけですけど、インターネットで調べて、今何週だから、サイズは数ミリだなとか。妻のお腹の中にいる赤ちゃんと呼べないほどの形や大きさの赤ちゃんのことを想像してました。以前に書いたと思うのですけど、妻が妊娠すると夫の男性ホルモン(テストステロン)が減少するというものを書きました。こういう妊娠状態の想像も、そのホルモン低下に一役買っているのでしょうか。

 

たぶんですが、安定期までは何にもすることがないように思えるのですけど、他のみなさんはどうなさっているのでしょう?食べ物に気を使ったり、軽い運動をするようにしたりするのでしょうか。夫としては、とくに手立てがないので、静観です。妻は、DHAやカルシウムのサプリメントを飲んでます。僕も、そのDHAサプリメントは妻が提供してくれるので飲んでます。オーストラリアはシーフードの種類が少なく、また鮮度もイマイチだし、第一高い!そういうわけで、どうしても肉食傾向になってしまいます。慣れてしまえば平気ですけど、やはり栄養面や健康への良さでは、魚介類のほうが勝っているような気がしますし、そして何よりレストランなどで食べる久しぶりのシーフードはおいしい!こういう環境なため、サプリメントがとても重要です。胎児に良いとされるオメガ3の摂取も、オーストラリアで魚介で新鮮なものとなると、サーモンくらいなものでしょうか。あとは、ナッツ類。こういうのは大人にも良い食品や栄養素なので、親も普通に食べたほうがいいですよね。

 

1mmよりも小さい卵が、いろんな過程を経て、赤ちゃんになっていく。やっぱ、すげーわ、自然界って。つづく。