AusJapanMate’s Blog

おもに海外(オーストラリア)での妊活(妊娠・体外受精・IVF)と日々のあれこれ

Story 3 自然妊娠に向けてスタートするも、妊娠するって大変なことだなぁ~と痛感!

やって来ました、診察初回。結婚して何年とか、避妊しないで性生活は何年とか。それと、以前に自分たちで検査機関に検査してもらった卵子精子の結果を先生に提示。一応、検査機関による結果は、とくに問題なし。なので、自分たち自身による自然妊娠を目指したんですけど、結果が伴わなかった訳で、こうして不妊治療専門クリニックに来ているという次第です。

 

もちろん、先生からの見立ては、1年以上避妊なしで性生活で子どもができなければ「不妊」とのこと。ましてや、僕たちは、6年もトライしてわけだから、完全な不妊。コンサルテーション(問診)の前に、膣内の触診とエコー。これ、僕も一緒に触診する部屋に入っていいよって言われましたが、もちろん拒否。そんなのさすがに見たくないです…。妻よ、スマン!

 

そしてその触診の後、先生は、今後僕たちがどうしていくかの道筋を示してくれました。妻のお腹の中には、子宮内膜症(Endometriosis)があるから、まずは、そちらを除去して、自然妊娠を目指しましょうとのこと。それでもダメなら、次のステップになり、以下の2つの選択肢になる。

 

1つ目は、IUI(人工授精)。男性から採取した精液を、女性の膣内に注入する方法。妊娠確率は、先生曰く、5%。

2つ目は、IVF(体外受精)。精子卵子ともに体外に取り出し、そこで受精させる方法。妊娠確率は、先生曰く、20%。

 

ちなみに、僕の英語力では、やはり医学用語を理解するのは非常に困難。先生と妻との会話の内容の数パーセントしか理解できていませんでした。妻から子宮内膜症の綴りを聞いて、インターネットで調べ、ようやく子宮内膜症がどういうもので、妊娠への影響やその手術を後から知るという体たらく。普段の英語も怪しいのに、医学用語なんて厳しいよー。でも、いい勉強にもなります。妊娠のことと、英語が一緒に学べるなんて、一石二鳥!

 

ということで、まずは不妊治療の第一段階として、妻は子宮内膜症の除去手術を受けることに。妊娠だけでも大変そうなのに、妊娠するために手術をしなくちゃならないなんて、なんか夫としては申し訳ないような、かわいそうな気持ちになりました。とは言え、それを除去しないと子どもを持つ確率が低くなってしまうのであれば、やはり受けていただくしかないのも事実。だって、この先に人工授精や体外受精に進むにしたって、子宮内膜症が妊娠を妨げてしまうのであれば、妊娠の確率はやはり低くなってしまいますから。

 

こう状況になってあらためて、妊娠に年齢が密接に関わっているということが疑いようもない事実なんだなー、とつくづく感じてしまいました。でも、僕たちは今が一番若いんだ!若返ることは無理だから、まだ間に合うと思われるこのギリギリのタイミングを逃すわけにはいかないんですよね。

 

僕らの妊活はまだ始まったばかり。妻には痛い思いやつらい思いをさせることが増えるというのは容易に予想がつくけど、同時に、母になる喜びも味わってもらいたいなぁと夫として思いました。