AusJapanMate’s Blog

おもに海外(オーストラリア)での妊活(妊娠・体外受精・IVF)と日々のあれこれ

Story 1 海外(オーストラリア)で妊活 結婚6年間の不妊でようやく始める不妊治療 でも「これでいいのだ~」

どうも、はじめまして!オーストラリアに在住の「AusJapanMate」です。40代既婚の男性。初回は、結婚して6年の外国人妻との "妊活"、いわゆる不妊治療について書きたいと思います!

 

そもそもどうして夫目線の不妊治療(妊活)ブログを書こうと思ったかというと、僕たちのケースをみんなに知らせないと、って思ったからです。妻と妊活をしていくなかで、なんとなくムズムズするものを感じ、言いたいことがあるけど喉の奥で詰まっていて、出そうか出すまいか迷ってましたが、世の中にたくさんある不妊治療のケースで、「こういうケースもありますよ」って伝えておかないと、っていう思いが募り、気が付いたらGoogleでブログについて調べ始めてました(笑)

 

さて、これから僕が書く妊活関連の記事に関しては、みなさんに理解しておいていただきたいのは、あくまで「男性・夫」目線であるということ。これから結婚される女性や、いま現在、妊活に勤しんでいたり不妊治療に苦しんでおられる女性にはとうてい理解できない思考や言動が多々見受けられる記事や内容になってしまう可能性があると思います。あとは、話が脱線して、余計な話や意見を混ぜ込んでしまうことも往々にしてあるかと思います。

 

でも、男性側は、妊活の精神的・肉体的苦痛を傍(はた)から眺め、それを多少のサポートはすることができるとはいえ、そんなもの微々たるものであると、僕は承知してます。妊娠に至るまでの苦労や、妊娠・出産の苦労を、男性はわかりません。なので、同じ境遇の男性(夫)には、共感してもらえればうれしいですし、女性(妻)には、「こいつら、私がこんなに大変な時に、こんな風に思ってるんだ」と、目の前にいるパートナーをちょっと俯瞰して(もしくは見下して)観察してみるくらいな感じで、読んでくださると幸いです(言い訳…)。

 

それと、もしも長い間、不妊治療や妊活で苦しんでいらっしゃるカップルや女性の方は、海外(オーストラリア)での不妊治療も視野に入れてみるのも選択肢の一つでは?と思ったのも、このブログを書き始めた理由の一つです。なぜなら、この分野に関してオーストラリアという国は、不妊治療が非常に進んでおり、たけており、慣れているから。

 

欧米の国家は、やはり男女平等が進んでいるように見えます。まして、オーストラリアは、多文化主義(Multiculturalism) を謳(うた)っている国家なので、最近話題のLGBTなどに対してもとても敏感で、毎年2月にシドニーではマルディグラと呼ばれるLGBTのフェスティバルが開かれるくらいです。そうした平等な国(を目指そう)なので、女性も男性と同じように働くため、会社で重要なポジションに就いたり、トップになる人も普通にいます。そうするとどうしても晩婚化してしまいます。晩婚化するということは、それはすなわち、不妊の確率が高くなってしまうという側面があります。こればかりは、生物学的に避けられない事実。そうした状況下、不妊治療が発達し、当たり前の治療になったのではと想像に難くありません。

 

不妊治療には、日本同様、お金はたくさんかかる上、海外からわざわざ不妊治療をしにオーストラリアに来るなんて、かなり非現実的に聞こえると思います。オーストラリア人や永住者は不妊治療の保険の適用を受けることができ経済的な援助が得られますが、それらはもちろんありません。よって、かかる費用全額を自費で賄わなければならないという厳しさはあります。でも、子どもを持つという希望には、背に腹は代えられません!

 

不妊治療は日本国内だけではないということを頭の片隅に置いておいてもらえると、少し楽になるかもです。人って、どこかに逃げ道があるってときは、リラックスして事に臨めるじゃないですか?「ここで失敗しても、あっちに行けばいいや」みたいな。で、意外とそのリラックスは、その人の本来の力を引き出してくれる。もし、本当に失敗したりうまく行かなかったときは、それこそ本当にその逃げ道のほうに行くこともできる。

 

物事には、いろんな道や方法があります。たぶんみなさんが思っている以上に。もちろん、そこにいろんな条件が加わることによってその選択肢は自然と狭まっていきますが、それでもやはり、みなさんが思う想像以上だと思います。

 

最初にも書きましたが、こういうケースもあるんだなぁ、って気楽に読んでもらえたらうれしいです。つづく。